2015年5月2日土曜日


5日に行われるゲームマーケットに向けて制作しているボードゲーム「ダッタカモ文明の謎」説明書以外のモノが揃ったので紹介します。




今回のゲームは博士と生徒(親と子)プレーヤーに分かれて行うコミュニケーションゲームで、博士が駒を触って連想した物を生徒が質問して当てていくというのが基本的な流れになります。


このゲームでは、触覚が重要なポイントとなっているため、使われる駒は一般的なゲームの駒よりも人の手に触れる時間が多くなります。

であれば少しでも質感にこだわった物にしたい、ということでこのゲームに同梱されている駒は陶器で作られています。


形状の指示はしていますが、型などは使わず、手で作っていますのでので、同じ形状の駒でも基本的に全て形は微妙に違います。

今回駒の制作は都内にある福祉施設(障がいをお持ちの方の自立支援のための施設)と自分たちで、袋は千葉にある福祉施設で作っています。僕も今回駒の造形、釉掛け、窯入れ、全ての工程に初めて関わりました。初めての窯の操作とかはなかなか緊張しました。



同じ駒でも作る人によって色んなバリエーションが生まれます。クラウドファウンディング後の本生産では、さらにバリエーションが増えていくと思います。(ご興味がありましたら READY FOR? ダッタカモ文明の謎で検索してみたくださいね。)




箱はこんな感じ。蓋は壁画調、身は簡単なルール説明漫画になっています。写真じゃ分かりにくい出すが、結構描き込みがされているので、個人的にはとても好きです。これを描いてくれたメンバーは今横で説明書作ってくれてます。ガンバレ!

多くの人に遊んでもらうため、量産という形でたくさん作りますが、プロダクトとしての画一的なデザインではなく、一人一人が手で作った温かみあるバラバラな駒たち、この緩さを楽しんで頂ける方の手に渡ってもらえたら嬉しいなと考える今日この頃です。

こんな感じで作った物を5日にビックサイトで行われる「ゲームマーケット2015」にて販売いたします。(ブースB25 メイカーズポスト) 予約、取り置き分は完売してしまいましたが、当日販売分も20程度ありますので、もし興味がありましたら遊びにいらしてくださいね。


ではまた。


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