今日、
一ヶ月とちょっと参加していたワークショップが終わりました。
その過程でいくつかの作品ができましたので、
紹介したいと思います。
このワークショップは全部で5回で、
毎週土曜日にABC(青山ブックセンター)に行って勉強(?)します。
課題もあるので、そこそこ家でやる作業もあります。
このワークショップ、一言でまとめると、プログラムで絵を描くワークショプです。
そう、僕がまさにはまっている内容だったんです。
まずは作品からお見せします。
YouTbueに映像をおきました。
こちらからどうぞ。
マウスを押すと、ボールが出て、かつ場が乱れて荒々しく動きます。
マウスを放すと、急激に安定します。
とても複雑な動きに思われるでしょう。(そうであって欲しい!)
でも、これ、裏でやっていることは、とてもシンプルなんです。
この発想自体が、このワークショップで得られた最大の収穫です。
いままでに辿った経緯を追うことで理解して頂けると思います。
まず、ワークショップで行ったこと、それは紙粘土でデコボコを作ることです。
これにビー玉を転がします。
当然ビー玉はデコボコにそって動きます。
ふつうですよね??
ところが、このビー玉の軌跡を記録したり、
多数のビー玉を連続的に転がすことで、面白い模様が浮かび上がります。
理解を深めるために勝手に作ったアプリケーションがあるのでご覧くださいませ。
一見複雑な動きを見せる運動。
実は、地面の動きに沿っているだけだったりもします。
これが、キモです。
リアルのものだと、立体物としての地形がありますが、
今回は、数式を使います。
この数式はその分野の人には広く知られたものらしく、
「ベクトル場」と呼ばれているらしいです。
この「ベクトル場」は、矢印がいたるところに書かれた場所だと思ってください。
例えば、広い駐車場に子供が無数に矢印を落書きします。
その矢印に沿って人が動いてゆくイメージです。
しかもこの「ベクトル場」使用する2つの数が変われば、
ダイナミックに矢印の向きが変わります。
僕の作品では、この矢印を絶えず動かしています。
いくつかの方程式を組み入れていて時間で「ベクトル場」が変化します。
色彩を変えられる機能を付けたりと、色々としてみました。
ここから作品にすることを目指すわけですが、
どうやって作品にするのか、それはそれで難しい問題です。
一応下記のことに取り込み、冒頭で紹介した映像ができました。
・要素を少なくする。
・ぐっとくるポイントをできるだけ増やす。
・体裁を整える。
→テスト用の文字を消したり。
今朝、起きたときに突然お花を出したいと思い大急ぎで作りました。