なんとかここまでたどり着きましたよっ!
けっこう長くなってしまったので、あらすじを書いておくと・・・
1: 3Dモデルのデーターを作成。(ボタン)
2: 3Dプリンターの業者にお願いして出力。
3: 石膏型を作成。
4: 陶芸用粘土を使ってたくさん陶器のボタンを作り、焼成。
そして、ついに実際の服に取り付け、完成しました!
長かった・・・と同時にたくさんのことが勉強できて楽しかったです。
明日、これを着て会社に繰り出し、同僚に自慢します。
(共感してもらえるかどうかは別問題)
ボタンの取り付けには、奥さんにとてもお世話になってしました。
この大きいボタンのために、ボタン穴を大きくしなくてはなりません。
そこの加工は、素材のこともあり、とても大変だったようです。
陶器のボタン。
実際に取り付けるまでは、あんまり魅力は分からなかったけれど、
こうして完成すると、素朴な感じがとても気に入りました。
比較のための写真を用意しました。
元々のアクリルボタンと比べると、
かなりのアクセントになっているのでは、ないでしょうか。
ユニクロのお手頃カーディガンが、ちょっと高級な感じになりました。
手間もかかっているし、大切に着ようと思います。
次に会うときに、着ていきますね!
3 件のコメント :
Hさんこんばんは!返信を書く前に実物を拝見しましたが、確かに市販のカーディガンでも、ボタン一つ変えるだけで愛着がわきそうだなと、見てて思いました。違うボタンの組み合わせや違う服につけるとかで色々楽しめそうですね。
僕も以前焼成後の陶器に穴あけや削りなどがどのくらいできるのか実験してみたのですが、全然歯が立たなかったことがあります。いつか挑戦したい陶製可動フィギュアはまだまだ課題が多いな・・・
>全然歯が立たなかったことがあります。
いやー、そうなんですよ。陶器は割れるけど、削りに対しては強いんですよね。
本当かどうかは怪しいけど、ダイヤモンドの次に固いらしいです。
陶器で可動、っていうのは一瞬面白そうなんですけど、
陶の性質上、弾性は全くといってないので、可動の衝撃を吸収できる自信がないです・・・
何が向いているんでしょうか?
あ、コンデンサは陶器で出来てます。(電気をためる部品)
でもそれじゃないよね。
うーん・・・
歯車をつくると、オブジェやアクセサリにするのが安全かも。
夢を壊してしまってごめんなさい・・・
高校でセラミックの実習があったので少し勉強しましたが、実際削りに対してはそのくらい強かったと思いますよ。友達がその時作ったペーパーナイフで教室にある椅子の金属部分を削ったら実際に削れてましたよ。(ただし相当な労力が必要)
可動に関しては僕の方でも現状、可動するヒンジ自体を土で作るのは厳しいと思っています。ので、実際は可動部自体は樹脂や金属などで作り、主に外装を陶器で作る方向で考えています。まずは陶器に樹脂パーツを組み込むところから考えてて、そのための外装サンプルを後輩に頼んでいるので、それが用意できたら一個何か作ってみるつもりです。
が、その分野において自分より経験のある人が無理だと判断すると結構燃えます。何かしらの形で可動陶器は挑戦してみますよ!
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