2014年4月15日火曜日

商工会の紹介で設計事務所に行ってみる(金型の勉強)

To はかせ


こんにちは、浜田です。

昨日、羽村市の金型の図面など量産を取りまとめる事務所に行ってきました。
そのことを共有させてください。

一応経緯を話しておくと、
先週、近くの国分寺の商工会に行ってきました。
目的は、壺を量産するコストにあたりをつけるため。

商工会って何してると思う?

これは僕も知らなかったのですが、
個人事業主とか小さな会社を色々と助けてくれる団体みたいなんですよね。
それなりに税金も投入されているみたいなので、
これを使わない手はありません!

補助金の案内とかもしてもらえました。
ぜひ応募してみよう!



調べてもらってわかったのは、有望な工場は、国分寺には皆無だということ。
ですが、その職員の方が、以前勤めていた商工会つながりで、
対応してくれる会社を探してくれました!
いい人達だなぁ。

場所は瑞穂町です。(東京のけっこう西側)

面白いのが、都区内を管理する東京商工会議所と、
多摩地域の商工会は名前も役割も似ているのに、
人の移動とか情報の流動は無いみたいです。

そんなわけで大田区などの町工場の情報は手に入りませんでした。
まぁ、直接、都内の商工会議所に行けばよいのだけれど。

・・・

業者が決まったタイミングですぐに電話をかけ、
同じ日の夕方にMTの時間を取ってもらいました。

その事務所は、ビルの一室に入っていて金型の設計をやっています。
本当は工場とか見たかったのですが、それは叶わなかったです。

そこの社長さん(設計の人)が親身になって相談に乗ってくれました。
1時間半くらい話していたと思います。



とても驚いたのは、何を作るのかを考える設計と、
金型の設計とでは全く考慮する部分が違うということです。

知っているかもしれないけれど、樹脂がどう流れるのか、
樹脂の引きがどのように起こり、それをどう防ぐのか、
1プレスの単価を安くするテクニックは、など、
考える部分が全く異なっていて、本当に勉強になりました。

ものを量産する構造は下記の図のようになっています。
(壺をつくる価格も入れておきました)


量産の世界は完全分業制で、成型やさんや金型やさんは、
注文が来たとしても何を作っているのか知りません。
(これはこれで不健全な問題だと思います)

成型やさんは成形方法によって組んでいる金型やさんが決まっているようで、
例えば素人の僕らが直接金型やさんに行ったとしても、
困惑させるだけで作業にならないようです。

本当は金型の設計までこちらで出来ると設計費が浮いて良いのだけれど、
金型の設計は、失敗から学ぶような細かいノウハウの蓄積が必要で、
大手メイカー出身でないとなかなか難しそうです。

学生では金型なんてお金がなくて作れないですし、
やはり企業の経験が必要なのでしょう。

溝の模様についての相談もしました。

前に検討したことだけれど、
1つの型で行う場合、全体に模様を刻むことは難しいようで、何か対策が必要です。



樹脂材料の種類についても聞きました。
主要なやつだけ聞きましたが、以下の3つから(高いもの順)


  • ポリネード
  • ABS
  • PP


裏側の蓋ですが、金属を1プレスで抜くのが一番安いということです。
SECCという亜鉛メッキの鉄板がオススメみたいです。

・・・

僕らが工業デザインの出身ということ、
これから事業を立ち上げようとしていること、
ボードゲームでできることを伝えたら、
とても好意に受け取ってくれて応援してもらえるような雰囲気になりました。
本当にありがたいことです。

なんと、設計所(結構大きい)を作業場として使ってもいいことになりました。
結構いろいろな切断機材が揃っています。

また、たくさんのサンプルを頂いてしまいました。
ここで紹介するのは1つだけですが、
かなり大手のプロダクトもいくつかもらいました。
(問題がありそうなのでこれは個人宛てのメールでお伝えします)



帰る際は、家の近くまで車で送ってもらいました。
いい出会いになったと思います。

歩けば棒にあたるというか、
出かけてみると色々とあるなぁと今更ながら思いました。

そのような報告でした。
ではでは、宜しくお願いします。

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浜田

3 件のコメント :

浜田隆史 さんのコメント...

代理で、佐藤くんのメールを転記しました。

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いつの間にか色々話聞きにに行ってくれてたんだね。ありがとう。

こっちでも金型少し調べてみました。すでに知ってるかもしれないけど、材質について。

金型の材質は作るものの形状、生産数、に応じて材質が色々あるみたいで、使う金属(合金)で結構差がでるみたい。型の大きさだけでなく、物の形、型の材質、成形後の手加工の内容の総合で決まるみたいです。単純に型が大きいと高い訳ではないんだね。

他にもアルミ製の試作金型なるものもあるようで、こちらは安価だけど型の劣化が速いので普通の金型程は量産できないです。

ブログにあったように壺の模様の抜きを調整するのはそんなに手間ではないのでお気になさらず。

作業場の話はとても魅力的だね。

佐藤仁 さんのコメント...

お疲れ様です。とりあえず今日も量産したので壺の総数は必要数の半分弱ってところです。そこらへんはまた進捗あげときますね。

この前送った新しい壺データもご活用ください。

浜田隆史 さんのコメント...

お疲れ様〜