2013年6月30日日曜日

No.20続き~パーツが届きました。



     Hさんこんにちは。先週外注した3Dデータが出力されて届いたので仮組みしてみました。
 
 
  自分でデザイン、設計した3Dデータがこうして実物となって手にすることができるというのはなかなか嬉しいものですね。パーツの組み合わせも特に問題なくてほっとしました。
 


                  納品時は上の写真のような感じになります。


          全体はこんな感じ。細かいパーツはまだつけてません。全高約10㎝

     

  透明なままだと形状が分かりにくかったので、サーフェーサーを吹いてます。(数年ぶりに自宅   でサーフェーサー吹きました・・・近隣のみなさまゴメンナサイ)


  この後仕上げをしてシリコンで型を取り複製し、塗装、完成となります。まだ工程は残ってるけれど、今回初挑戦の3D外注が無事終わったのでとりあえず一段落です。

  今度はこいつを飾れるように台座を作らなきゃなんですが、台座との接続ジョイントを付けるところが全くない!普通はどっかに穴をあけてアクリルの丸棒さして立てたりするんですが、本体に本来のデザインとは違う穴をあけるのに抵抗がありまして。今色々と検討中です。


  まだシリコンの用意ができてなかったりするのですが、のんびり自分のペースで進めていこうと思います。引き続き進捗を紹介していくので、こうご期待!
 
 

            

モデルが動き出す夢の世界

Mさん

こんにちは、Hです。

今日で、一年の半分が終わってしまいますね。
色々とあった半年でしたが、あっという間でした。

最近は、土日のどちらかは、勉強の日にしているんですが、
やりたいものがありすぎて、消化できない日々。。。

ずいぶん前からUnityというお手軽にゲーム作れるソフトを趣味で使って、
結構慣れてきたかな?と思っていたんですが、
改めて新しく出た教本に沿ってやってみることにしました。

それが結構、目からウロコでした。
数種類のチュートリアルが入っているのですが、
車を動かすものが面白かったので、いつものところに上げておきました。


背景は夕日に。



こんな感じで、フリー素材の3Dモデルに動く仕組を追加していくんです。
モデルの一部だけを動かすことも出来るんですよ。
(タイヤが動いているのが分かると思います)

使っている教本はこちらです。



「Unityで作るスマートフォン3Dゲーム開発講座」

Unityはゲームエンジンと呼ばれているもので、
ゲームでよく使いそうな機能は、事前に用意をしてくれています。

例えば、3Dの絵を表示したり、影を落としたり、カメラ操作したり、
重力があったり、コントーラーから命令を受け取ったりと、
だいたいゲームで使うものは同じなのですが、基本は1から作る必要があります。

これらをすっ飛ばして、遊びの部分から作ることができるのが、
ゲームエンジンの良い所です。

一方で、エンジンがもともと用意している機能を使いすぎると
細かい調整をしたいときに出来ない、難しい、といった話も聞きます。
なので、調整が多そうな肝心の動きの部分は、ありものの機能を使わず、
自分でプログラムを組むことをしています。(大変だけど)


こいつが宇宙で大暴れ!
のゲームとか?

Mさんのモデルをゲーム化する話だけれど、
オレは本気だよ!

3Dプリンターで印刷するモデルが、そのままゲームで動き出すのは夢があるよねー。
来週、実際に合う予定があると思うので、そのときに詳しく話しましょう。

このブログに制作過程をのせていきたいですね。

2013年6月22日土曜日

3Dデータの続き+旅行報告ちょっと


 
 
              こんにちはHさん、今回は以前ここにも載せたCADデータ「No.20(仮)」の続きです。
 
     
    この前データを外注してくれるところに入稿してきました。月末にパーツが届く予定、楽
    しみです。今回お願いしたお店は「東京リスマチック 造形工房神田店」というところです。
              http://www.lithmatic.net/shop/chiyoda/z_skanda.html
 
 
    上の画像は実際に立体プリンターに配置した画面を印刷してもらったものなんですが、お
    もいっきり紙の折り目がっ・・・スミマセン
 
    この画像の通りにパーツが出力されます。(以前お話ししたようにサポート材がつきますが)
    
 
 
 
      これは実際にお店で見せてもらった出力サンプル品です。サーフェーサーが吹かれてい                    
     るのでグレーですが、樹脂自体は半透明な感じでした。直接お店に入稿しに行ったのです
     が、かなり丁寧にいろいろと説明してくれたのでとても勉強になりました。
 
 
      今回はそんなところです。またパーツが揃ったら載せますね。
 
 
                          おまけ
 
      

                                           
    パリに行ってきました。自由行動の日にベタですがエッフェル塔に上ってきました。1週間
    かけていろんな観光名所に行ったけれど、ここが一番お気に入りです。なぜって・・・
 
      内部がカッコいい!エレベーターシャフトとかがなんかツボにはまりました。エレベーター  
     を動かすプーリーが目の前で動き出したり、謎のシリンダーが上昇したり、武骨なエレベ
     ーターとか、ちょっと昔のメカの塊みたいで、とても印象的でした。

     結構混んでて、一番高い展望台は入場制限がかかり行けなかったのですが、いずれまた             
     行く機会があれば次こそは上まで行きたいです。

    

2013年6月17日月曜日

初心に戻って3Dソフトの環境づくり。

今、旅行中だっけ?
もう帰ってきた?

こちらは、家にこもってゆっくりしていたよ。
ごろごろするのもいいね。いい土日でした。

夏の3Dプリンターでの印刷に備え、
日々、3Dモデリングの勉強をしているわけですが、
これがなかなか難しい・・・。

初心に帰って、以前一度やったチュートリアルを、
もう一度やってみることにしました。


数時間で出来た。
以前よりも速くきれいに出来た気がする。

この教本に沿ってやってみました。

いつも使っているunityは、この3Dモデルの".jas"が読めるので、
unityで無駄に出してみることにしました。

補足:
本当に細かく言うとUnityは.fbxという形式しか読めません。
Unityは裏でCheetah3Dのfbxエクスポーターを動かしてfbxを作って読んでいます。



こちらに置きましたよ。
だから何だ!というデモですが。

3Dの操作は、ちょっと触らないとすぐに忘れちゃうね。
今日から、勉強メモを取ることにしました。

あと、カメラの移動の仕方や、選択の仕方は、3Dツールでとても大事な気がします。
なので、時間がかかったけれど、しっかり整えることにしました。

まずはショートカットキーの設定でしょう。

"環境設定"からショートカットキーの設定ができる。

Unityをメインで使っているので、それに合わせてショートカットキーを設定しました。
実はUnityはMayaに操作系を似せている側面があります。
なのでMayaに準拠しているとも言えます。

w = 移動
e = 回転
r = 拡大縮小
space = ビューの変更

3Dツールで重要なのは、「選択」にあると思います。
あの、頂点が選択したいとか、この辺をまとめて選択したいとか。

そのような操作を、最適化しました。
ショートカットキーで、頂点や、辺、面、基準点を指定できます。

はやく思い通りのモデルを作って、3Dプリンタで印刷したい!
勉強に励みます。

ではね。おやすみー。

PS:
3Dプリンタで印刷できるモデルって何か制限があるのでしょうか??
ポリゴンモデルって出力できるのかな・・・
ご存知でしたら教えてくださいな。

2013年6月9日日曜日

ワイヤーフレームを試してみた。


Mさん、暑いね。
もう夏だね。

蚊が出てきたんだけれど、網戸が猫たちによって、
破壊されてしまったので、使えません。

なので窓を閉め切ってしまっています。
さらにエアコンない。さて、どうしたものか。

そんな中、作ってみたよ。

マウスクリックで光が広がります。

こちらから遊べます。

エコー的な何かを作ろうと思って、
ワイヤーフレームでの表示を実験してみました。

実体とバーチャルみたいなものが同時に見れたら楽しいかなと思って、
今朝から作っていたんだけれど、なんだかいまいちに・・・。
うーん、いけると思ったんだが。

ところで、先週、素焼きをしたお皿に、奥さんが絵を描いてくれました。
今、本焼き中です。夜には出せるかな。


幾何学模様が好きみたい。

ではね。
お互い夏バテには気をつけよう。

2013年6月3日月曜日

いろいろ作ってみた。(番外編)


どーもー、こんばんは。Mさん。

ゆっくりしていたら、日が変わってしまった。
明日から仕事か。(土日はなんて速くすぎるんだろう)

今回は写真多めでお送りします。
いろいろ作ってみたけれど、別にソフトウェアとかのことじゃないです。

梅酒を作りました。
実際、飲めるのは一年後らしいけど。


けっこう重い。


あと、とても久しぶりに陶芸しました。

親から電話がかかってきて、父の日に何か送りなさい、とのこと。
奥さんの実家にも送ることにしたので全部で4つの器を作ります。


何かと便利な小鉢を作ることに。

一個多めに出来た。


持っている電動ロクロはこちら。
696(ロクロ)と、でかでかと書いてある。

ふざけた見た目だけれど、安い割に馬力があるいいモデルだと思います。

たしか5万円くらいで買えたと思う。
正確な価格は忘れてしまったけれど。



いつもは机の下で活躍の場を待っている。


次は、器の裏を削らなきゃなんだれど、
ある程度、乾燥させないといけないので梅酒の話題に移ります。

奥さんが、家の側の無人販売所で売っていたという、
小粒の梅を買ってきていたので、それを水につけておきます。
アクが取れるらしい。


たくさんあったので3つのボールに分けておいた。


ちなみに梅酒を作るのは初めての体験。
ネットで調べつつ進めます。
参考にしたページはこちら。

ページに沿って、近くのスーパーで材料を買ってくる。

瓶、ホワイトリカー、氷砂糖。
案外少ないよね?

1時間くらいでアクが抜けるらしいので水から取り出して、
タオルでふきふきします。


ふきふきふきふき。

終わったら、広げてさらに干しておきます。

梅も器も乾燥中。

恐ろしいことに、一つずつ、丁寧に、ヘタを取るらしいです。
好きな音楽を派手に鳴らしながら乗り越えました。


思ったよりも簡単に取れるが数が多いので大変。

これでやっと、瓶に詰められます。

ちなみに瓶は熱湯消毒と完全乾燥しなきゃなりません。
乾燥は面倒なのでドライヤーでやってしまいました。


梅と氷砂糖を交互に入れてゆく。

最後にホワイトリカーを入れるんですが、
ホワイトリカーって何なんでしょう?

味見してみたら、ウォッカみたいでした。


オレってモミヤゲすごいね笑

じゃ、入れてみましょう。全部で1.8リットル入れました。

ちょっと瓶がでかかったかな。もっと買ってくれば良かった。

密封して台所の奥にしまい込みました。
思っていたよりもお手軽にできました。毎年やってもいいかもです。

先ほど書いたように、1年後に出来上がります。
(1年か。長いなぁ。)
年末にうちに集まったときに、味見をしてしまいましょう。


夜になり、器もだいぶ乾燥してきました。

裏を削るのは、色々な理由で必須なんだけど、
この削るタイミングがかなり重要。

柔らかいと奇麗に削れないし、
固いと無駄な力がかかってズレるし時間もかかるし、いいことないです。

この季節なら朝作って夜削るくらいのタイミングが良いです。
冬だったらその時間が伸びるし、夏だと短くなります。

という訳で削ります。


ロクロをひくとのと別の楽しみ。

面倒なので、乾燥を待たずに、窯に入れてしまいました。
明日、家を出るときに、乾燥用の温度設定と素焼きを設定します。


こんな感じ。

その後、絵付け→釉げけ→本焼きと進むんですが、
小鉢は厄介で、本焼きでは窯には同時に2つしか入りません。

湯のみだと一気に8個入ったりするんだけれどね。

だから父の日からは、大幅に遅れそう。
もう何のプレゼントなんだか分からない。


あと、3Dソフトもいじくったけれど、わずか2週間で操作方法をかなり忘れている。

夏までに3Dモデルを作って、3Dプリンターで印刷!
の予定なんだけれど、頑張んないとね。


教本に沿って帽子みたいなものを作り中。

そんな休日の報告でした。

ところで、作ることなら、なんでも乗せてもいいよね?
一瞬、迷ったけれど。

2013年6月2日日曜日

ボトルシップ



     こんにちはHさん。新しく制作を始めるために資材整理等をしていたら懐かしい物
   が出てきたので、せっかくだし載せときます。


     瓶の中にミニチュアの帆船を入れるボトルシップ(出船型?だったような)です。中
   学の時に作ったものだったような・・・



    瓶がガラスの微妙な凹凸で変に光を反射してしまってなかなかうまく撮れない・・・

   
     
   

      ちなみに帆は布の切れ端を紅茶で染めて、海は浴室補修用パテに油絵具を混ぜて
    作っています。親戚から頂いたボトルシップの本を参考に当時やってみました。波に白を
    入れるともう少し海っぽくなります。青色も安直すぎだね、混色してもよかったかな。

      作り方は細長いピンセットや自作の細長い工具で「とにかく頑張って」瓶の中で組み立
    てます。せっかく立てた帆が接着前に倒れると「あ゛っ!」てなります。


      当時は難破船や宇宙船なんかもいずれはやってみたいと思いつつ、すっかり忘れてた
    なと、これを見つけて思い出しました。Hさんには今までに色々作品を見てもらったけど、こ   
    シリーズは見せてなかったと思う。高校のときを最後に作ってないからなぁ。これもまた作っ    
    てみたいものリストの1つです。宇宙船いいと思うんだよね。     

     クジラへのメッセージありがとね、やる気でます。いずれ5号をここに載せたいね。レジン
   は調べてくれた通り、固有の素材ではなく合成樹脂の総称みたいなもので、僕のよく使う鋳
   造はキャストといいます。昔はレジンキャストという言葉があった(今もか?)けど、つまりは
   人工的な樹脂を用いての鋳造品ってことだね。

    メールにあったMachina-Noi No.20の立体出力、もう少し待っててね、ではでは。